ニオイのケアはマナーである
ニオイが気になる時、あなたはどうしますか?
一瞬なら息を止める、電車なら車両を移動する。
対策は色々あります。
しかし職場で同僚のニオイが気になったら、逃げ場がありません。
目や耳と異なりニオイに対する防衛は実行しづらいので、ニオイを発する本人が気をつけるしかないのです。
もはや、ニオイを抑えるのはマナーと言っても過言ではありません。
場合によっては「スメルハラスメント」として、訴えられてしまう恐れもあります。
最悪の事態を避けるため、体の至る所のニオイをチェックし、正しい対策をしましょう。
そのためのポイントご紹介します。
口臭
誰しもが気になる「口臭」。
食事を取った後、寝起き、もしくは病気によって口臭が強くなる、ということもあります。
そんな口臭は多くの場合、口内を清潔に保つことで抑えられるのです。
- 歯磨きをする
- マウスウォッシュを行う
- 舌を磨く
など、比較的取り入れやすいケアがたくさんあるので、まずは歯磨きから意識を変えてみましょう。
ワキのニオイ
意外と知られていませんが、日本人男性は90%の割合でワキからニオイがするといわれています。
ニオイの種類は人それぞれですが、中にはちょっと前までその人が居たと分かるほど強いニオイを発する人も。
そのような場合はケアしなければいけません。
基本的には清潔な状態を保ち続けることが大切であるため「ボディペーパーで汗を拭う」ことを習慣づけましょう。
その他、どうしてもニオイが抑えられない場合は「ワキ専用のデオドラント剤」の活用がオススメです。
足のニオイ
靴を脱ぐタイミングで気になる、足のニオイ。
原因は雑菌の増殖です。
特に夏場の靴の中は蒸れが起こりやすく、ニオイも発生しやすくなっています。
基本の対策としては「靴の中を清潔に保つ」ようにしましょう。
靴を何足か履き分ける、靴下は頻繁に履き替えるようにする、という対策でニオイが抑えられます。
加齢臭
40歳を過ぎる頃には、徐々に「加齢臭」に悩まされることになります。
日々のストレスや食の不摂生が積み重なって発生しているだけに、根本的な改善が難しいかもしれません。
それでも和らげるために
- 汗をこまめに拭く
- ちゃんと湯船に使って代謝をあげる
- 殺菌作用のあるせっけんを使う
といった基本の対策を行えば、一定の効果が見込めます。
ニオイのケアに年齢は関係ない
無自覚な人は多いですが、年齢問わず、相手を不快にさせるニオイを発している可能性があります。
身近な人に注意されれば良いですが、ニオイの被害はなかなか指摘しづらいもの。
相手を知らず知らずのうちに不快にさせないうちに対策を取らなければいけません。
まずは気づいたところから、ご自身のニオイと向き合ってみてはいかがでしょうか。